ノンフィクション書籍店

ファンタジーが何かが分かった！
　「この本に出会って本当によかった！」ってそう思いました。
　私はファンタジーが大好きです。特に、この本にも取り上げてある『指輪物語』,『ナルニア国物語』,『はてしない物語』,『ゲド戦記』，「ハリー・ポッターシリーズ」が好きです。だから、これらの作品について書かれているだけで、読んでいて楽しいのは事実です。でも、この本は楽しいだけじゃなくて、読んでいてハッとさせられることがたくさんありました。そして、「なぜファンタジーを必要として読むのか？」、「ファンタジーから何を受け取っているのか？」という私が長年疑問に思ってきた、そんな言葉になりにくいものがまさにピタッと表現されていました。それでものすごくすっきりしました。著者の井辻さんにお礼がいいたい気持ちでいっぱいです！
難しくて、読めませんでした。
巻頭の、「はじめに」の時点から終わりまで、聞いたこの無いカタカナ文字が踊り、英語の苦手な者には、読む気力も一瞬にうせ、眠りの世界へいざなってくれました。
漢字も、あまり使われない四文字熟語や漢字をたっぷり収録。辞書を片手に読む気がある方には、挫折せずに読めるのかもしれない。

東大にいける行ける漢字力と英語力が無くても読める本にして欲しい。
私は、ほとんど読めませんでした。難しすぎます。これを最後まで読める人は、学校の偏差値がすごい人でしょう。たぶん図書館だけが買うくらいの本。