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戦場のピアニスト

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戦場のピアニスト

[ 単行本 ]
戦場のピアニスト

・ウワディスワフ シュピルマン
【春秋社】
発売日: 2003-02-01
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
 Amazonポイント: 15 pt
( 通常6〜9日以内に発送 )
中古価格: 1円〜
戦場のピアニスト ※一部大型商品を除く
ウワディスワフ シュピルマン
カスタマー平均評価:  5
深い。何度観ても発見がある。
当時の時代背景や人物像が極めて上手に 表現されています。 ストーリーを語るのはもったいないので 深くは触れませんが、私がこの映画から 学んだメッセージをひと言のみ述べさせ ていただくとしたら、 最後まで、諦めるな ということでしょうか。 どんなに独りよがりでもいいから、明日 に向かっての生きる目標がなければ、奇 跡も遠のいてしまうのでしょうか。 いろいろ学べる名作です。
本当の歴史の証人
 先に映画を見て本を手に取りました。映画より凄いです。  第二次大戦下のポーランドで、絶滅収容所送りを辛くも逃れ、五年間を這いずり回って逃げ延びたピアニストの自伝です。  同じユダヤ人のアンネ・フランクが、捕まるでの日々しか書き残せなかったのに対し、生き残った彼は成人男性の洞察力で、ナチス・ドイツ占領下のワルシャワで何が起きていたのかを、克明・冷静に記しています。  前半ではゲットーでの日常や、気にかかっていた瑣末な事、後半では生存に掛かる身体感覚に関する描写が非常に多く、一般の小説よりも濃厚に読者へ伝える力を持つ、素晴らしい文章です。  死体が街路に転がっている、程度の話なら誰でも容易に想像できるかもしれませんが、紙に包んで転がしてある、という描写に、理不尽な死が日常と化していた事を実感させられ、想像を絶する世界だったと理解しました。  埃っぽく湿った陰鬱な空気が行間から滲み出てくるようです。  また、彼の命を救ったドイツ人将校の事も巻末に載っていますが、数少ない心ある彼の様悲惨な末路を読むと、人間という存在の絶望的な醜さと同時に、希望も感じるでしょう。
戦争時のピアニスト
ユダヤ系ポーランド人が置かれていた複雑な立場。 戦争時におけるピアニストという仕事の役割。 シュピルマンが歴史に翻弄される姿を現している。 DVDでは音楽系の映画らしい、映画と映像がよくあっている。 DVDを見ながら、読むのがよいかもしれない。 ps. 古典音楽への導入の一つの入り口としては、やや大人向けである。 第二回本屋のオヤジのおせっかい、中学生はこれを読め!対象作品。
悲しすぎる感謝状
この本を読んで気がついたのですが、シュピルマンはドイツ人将校の 行方を確認するためにこの本を書いたのではないでしょうか。 友人の証言でその時あまりいい状態でなかったドイツ将校。 本当は彼が安全に家に帰っていて感謝を述べ、一緒に狂気の時代が 過ぎ平和な世の中に生き延びたことを喜び合いたかったのだと 思います。 ソ連軍にひどい扱いをされているのであれば彼の善行を声高に叫んでいる この本によって彼が救われることを強く望んだのではないでしょうか。 だから戦争が終わってすぐにこの本を書いたんじゃないでしょうか。 (実際は政府の圧力によりドイツ人将校のことをオーストリア将校と 偽って書かされ、出版されるも圧力によってすぐ出版差し止めを受けた) その後将校の名前をつきとめたシュピルマンは出来得る限りのことを しましたがソ連軍から取り戻すことはできませんでした。 ドイツ人将校は戦後7年ソ連軍の牢獄に入れられ、精神的にも 肉体的にも苦悩の中、亡くなりました。。 この本が再出版できるようになってから実際になされるまでに 10年もの時間がかかったのは、ドイツ人将校を助けることができなかった 自分をシュピルマンが口惜しく思っていて出版を拒んだからのようですし。 本当に悲しい。。 でも、だからこそ絶対に次の世代の人間に語り継がれなくては ならない実話です。
戦争とは何か・人の本質と何かを教えてくれる必読本
映画を観て深く感動し、是非原作を読んでみたいと思い購読しました。
この本では、想像を絶するほどの数奇で残酷な体験を、全くと言っていいほど感情を入れずに淡々とした文章で綴られています。
過去の時々の状況を端的に表現するだけのほんの一言から、作者のありあまる悲しみや憤りが伝わってきます。

この本を読んで考えさせられたもの、それは、「なぜに人は人に対してこんなにも残酷になれるのか」、「どんな不条理な状況でも人は人として尊厳を失わずに行き続けられるものか」と云うことです。
この本を読むと、人の中にある本質を考えずにはいられません。

私がこの本を読んで個人的に感じたことですが、人は二つのタイプに分けられるのではないかと。一つは、時として他人に対して残酷に振舞える人と、どんな状況下でも善良であり続ける人です。
その二つの差とはなんなのか? そして、自分はどうなのかと?

本の最後に、シュピルマンを助けたドイツ将校の日記が載っています。それを読むと、良心をすてられず迫害される側にいる人の苦悩がよくわかります。

本の中で何度も語られるフレーズの「こんなことをしても意味がない・・」が心に残ります。
まさに、戦争下で起きるすべてのことがそうであると感じさせる言葉です。

この本は、戦争とは何か・人の本質と何かを教えてくれる、人類にとっての必読本でしょう。


ピアノソロ 戦場のピアニスト (ピアノ・ソロ)

[ 楽譜 ]
ピアノソロ 戦場のピアニスト (ピアノ・ソロ)

【ドレミ楽譜出版社】
発売日: 2003-02-12
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
 Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
ピアノソロ 戦場のピアニスト (ピアノ・ソロ)
 
カスタマー平均評価:  4.5
男性なのだが繊細な演奏な
なんと繊細な演奏なかんじかなぁ。 戦場のピアニストの演奏が心地よい人には、おすすめ。 週末のちょっとした読書タイムなどにかけて聞いてます。 聞き入ると、読書より聞きいっちゃいます。 ただ、ピアノソロなので、繰り返し聞くということも少なく、 僕は飽きやすいので、星4にしました。
映画を観た帰りに買いました♪
2年前?に映画を観た帰りに買いました。
映画の曲はすべてショパンの曲なので、楽譜もそのまま載っています。
もちろん難しいですが、始めのメインの曲は頑張れば弾けるし、中に何曲か弾けるのがあります。
ピアニストでも弾ける人は少なさそうな曲は、CDを聴きながら楽譜を眺めるとかでも楽しいと思います^^
変に簡単にアレンジしてあったりしないのが、私は気に入っています。

戦場のピアニスト (新潮文庫)

[ 文庫 ]
戦場のピアニスト (新潮文庫)

・ロナルド ハーウッド
【新潮社】
発売日: 2003-01
参考価格: 660 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1円〜
戦場のピアニスト (新潮文庫)
ロナルド ハーウッド
Ronald Harwood
カスタマー平均評価:  4
戦争時におけるピアニスト
ユダヤ系ポーランド人が置かれていた複雑な立場。 戦争時におけるピアニストという仕事の役割。 シュピルマンが歴史に翻弄される姿を現している。 DVDでは音楽系の映画らしい、映画と映像がよくあっている。 DVDを見ながら、読むとよいかもしれない。 ps. 古典音楽への導入の一つの入り口としては、やや大人向けである。
知ることは惡じゃない
「戦場のピアニスト」の脚本。
原作ではありません... 
それでも、凄く面白い。

原書を読んで思いましたが、真実を見てきた人はなぜこうも冷静に
物事を語れるのであろうか?、と。

ゲットーやワルシャワ蜂起など、歴史的背景を押さえていないと
少々理解に難しいかもしれないな...
(逆に、知っているともっと奥深く味わうことができます)
この脚本ではホーゼンフェルト大尉が誤解されるかも
映画「戦場のピアニスト」の脚本を本にしたもの。いわゆるノヴェライゼーションとは趣が異なる。

原作、つまりシュピルマン自身が書いた回想録は読んだが、映画は機会がなくて観ていない。原作はとても良い話だがこれを映画にするのはさぞ難しかっただろうな…と思った。そういう観点の興味から本書を手に取った。なるほど、なかなかうまい脚本であり、アカデミー脚色賞をもらったのもうなずける。およそ映画には向きそうもない作を、映画向きにデフォルメする一方で、原作の内容や雰囲気をかなり忠実に再現している。

だが、ホーゼンフェルト大尉との触れ合いは、もっと原作を尊重すべきだったと思う。たとえば原作には、シュピルマンが「あなたはドイツ人か?」と尋ねると、ホーゼンフェルトは怒ったように「そうだ、恥ずかしい事だが」と答える面がある。このセリフは、ホーゼンフェルトがそもそも良心的な人物だった事を示唆する重要なものだけに、本でカットされてしまったのは実に残念。映画がこの本の通りなら、映画だけを観た人は、ホーゼンフェルトは最初はシュピルマンを殺すつもりだったが、ピアノの名演奏にほだされて目こぼしをする気になった…と誤解するかもしれない。

なお余談だが、シュピルマンがホーゼンフェルトの前で弾いた曲は、原作では”ノクタ−ン嬰ハ短調”だったのに、映画では”バラード第一番ト短調”に変わっている事を、本書で初めて知って驚いた。”バラード第一番ト短調”が悪いと言う気はないが個人的には”ノクターン嬰ハ短調”の方が好きな事もあり、なぜわざわざ変えたのか不思議に思う。シュピルマンがホーゼンフェルトの前でピアノを弾いている場面の映画の写真が載っているが、それを見て私の耳の奥に響く曲はやはり”ノクターン嬰ハ短調”である。
読んでおくべき映画
もう映画はご覧になりましたか?この本は映画を見る前の方も見終わった方もどちらにもお勧めしたいです。戦場のピアニストの本は、原作を含め色々ありますが、これは小説と違い戯曲形式で書かれています。1/3はカラーの映画の写真やプレス用の資料が含まれていて、軽い映画パンフレットのような感じです。戯曲も勿論映画に忠実で、映画を見られた方は、読んでいるとあの映像や空気感、役者たちの演技などががじわじわと蘇ってきます!これから見ようか迷っていらっしゃる方も、これを読むととても映像が見たくなるでしょう。「戦場のピアニストを活字で追ってみたいけど本をゆっくり読んでる時間はないよ」という方におすすめです。あっという間に読み終えました。もう一度映画を見たくなります。「読!んでおくべき映画」だと感じます。


ピアノピース 戦場のピアニスト

[ 楽譜 ]
ピアノピース 戦場のピアニスト

・ケイエムピー編集部
【ケイ・エム・ピー】
発売日: 2003-03-04
参考価格: 525 円(税込)
販売価格: 525 円(税込)
 Amazonポイント: 5 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 350円〜
ピアノピース 戦場のピアニスト
ケイエムピー編集部
カスタマー平均評価:   0

シュピルマンの時計

[ 単行本 ]
シュピルマンの時計

・クリストファー・W.A. スピルマン
【小学館】
発売日: 2003-08
参考価格: 1,575 円(税込)
販売価格: 1,575 円(税込)
 Amazonポイント: 15 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 44円〜
シュピルマンの時計 ※一部大型商品を除く
クリストファー・W.A. スピルマン
Christopher W.A. Szpilman
カスタマー平均評価:  4.5
ご子息ならではの迫真の証言
クリストファー W.A.スピルマン(シュピルマン)氏による父シュピルマンの人間像の数々。父シュピルマンがいかに深い傷を心に負ったまま生涯を終えたか、温かい筆致の向こう側から痛々しいほど感じられる。これが日本語で記述された事…スピルマン氏の卓抜した語学力にも驚嘆。日本で出版された父シュピルマンの回想録の解説(事実誤認部分)も修正、シュピルマンの実像に迫る最も“正確”な一冊と言える。
「戦場のピアニスト」に感銘を受けたなら
「戦場のピアニスト」の著者ウワディスワフ・シュピルマンの長男、クリストファー・スピルマン氏が、亡き父を偲んで書いたエッセイ。

同じ姓なのに(Szpilman)、カタカナ表記が父は”シュピルマン”、息子は”スピルマン”になっているのは、父親が本と映画で”シュピルマン”として有名になるずっと前から、クリストファー氏が日本に在住し、”スピルマン”の名で学者として活動してきた…という事情による。本書も翻訳本ではなく、スピルマン氏が日本語で書いたものである。

戦後のシュピルマンは、結婚して子供もでき、おおむね平穏で幸せな人生を送った模様。少なくとも、特段の不幸(精神をひどく病む、貧困にあえぐ、共産主義政権に迫害される等)はなかったようで、何よりである。だが、さすがにホロコーストの体験が、ずっとトラウマになっていたようだ。たとえば、幼い息子の身を案じるあまり、自転車や海水浴を問答無用で禁止する、ケガをして帰宅した息子を逆上して殴る等、異様に偏狭で神経質な側面があったという。
著者は、そのような”普通じゃない”父親に、若干のわだかまりを抱いていた。だが、父はナチスに家族を根こそぎ奪われたため、新たに得た家族だけは何としても失いたくないと思い詰めていたのだ…と最近になって察し、せつない気持ちで昔を思い出しているという。

「戦場のピアニスト」の後日談として興味深いのはもちろん、普遍的な親子の葛藤のドラマとしても、しみじみとした味わいがある。本であれ映画であれ「戦場のピアニスト」に感銘を受けたなら、読んで絶対損はない。
ある家族の物語
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ホーゼンフェルト大尉を正しく理解するために
 著者は映画「戦場のピアニスト」の主人公ウワディスワフ・シュピルマンの実子。現在は福岡に住み、九州大学等で日本近代政治思想史を教えている著者が、父の思い出や映画について綴ったエッセイです。2003年9月に出版されました。  あの映画を東京で見たときに、ドイツ語のやりとりの場面に付された日本語字幕に首をかしげたことがありました。ドイツ兵が皆、虐待対象のユダヤ人に向かってDu(お前)というぞんざいな言葉で呼びかけている中、ただ一人ホーゼンフェルト大尉だけはシュピルマンにSie(あなた)と敬語を使っています。しかし日本語の字幕ではこうした差異が示されず、大尉までがシュピルマンに高圧的に「お前呼ばわり」しているように訳されていました。これではホーゼンフェルト大尉の人柄が正しく伝わらないのではないかという懸念から、映画のDVD版「戦場のピアニスト [DVD]」のレビュー(2003/05/05付け)で指摘と提言をしたことがあります。  私が感じたのと全く同じことを子息のスピルマン氏がこの著書の中で書いています。  「ドイツ人将校はシュピルマンに対して敬語で話しかけているのだ。実はこれはささいなことのようだが、とても重要なことなのだ。ユダヤ人として追われる立場の男に、敬語で話しかけるドイツ人将校。そのことひとつからも彼の人間性がよくわかる。  ところが、日本語字幕ではそのニュアンスが消されてしまっている。」(105頁)  氏によれば、ホーゼンフェルト大尉はもともと高校教諭で、戦時中もナチスの政策に疑問をもち、数多くのユダヤ人を組織的に救出していたらしいとのことです。  ですから映画の中で大尉がシュピルマンに話しかける際のドイツ語敬語のニュアンスが日本語字幕に反映されなかったのはきわめて残念です。ドイツ語の分からない多くの日本人に大尉の人柄を誤って伝えたあの日本語字幕の罪は小さくないといえます。


ピアノ曲集 戦場のピアニスト (ピアノ曲集)

[ 楽譜 ]
ピアノ曲集 戦場のピアニスト (ピアノ曲集)

【ケイ・エム・ピー】
発売日: 2003-02-20
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1,291円〜
ピアノ曲集 戦場のピアニスト (ピアノ曲集)
 
カスタマー平均評価:   0

戦場のピアニスト [ポスター]

[ − ]
戦場のピアニスト [ポスター]

【トライエックス】
発売日: 2003-11-11
参考価格: 2,163 円(税込)
販売価格: 品切れ中
戦場のピアニスト [ポスター]
 
カスタマー平均評価:   0

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 更新日 2009年7月11日(土)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク