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1リットルの涙

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1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記 (幻冬舎文庫) いのちのハードル―「1リットルの涙」母の手記 (幻冬舎文庫) ラストレター―「1リットルの涙」亜也の58通の手紙 (幻冬舎文庫) 1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記 1リットルの涙 (洋販ラダーシリーズ) お手本なしの人生『1リットルの涙』亜也の詩(うた) 1リットルの涙 (バーズコミックススペシャル) 1リットルの涙 (幻冬舎コミックス漫画文庫 き 1-1) いのちのハードル―「1リットルの涙」母の手記 ゆりちかへ―ママからの伝言
1リットルの涙―難病と闘い続け.. いのちのハードル―「1リットル.. ラストレター―「1リットルの涙.. 1リットルの涙―難病と闘い続け.. 1リットルの涙 (洋販ラダーシ.. お手本なしの人生『1リットルの.. 1リットルの涙 (バーズコミッ.. 1リットルの涙 (幻冬舎コミッ.. いのちのハードル―「1リットル.. ゆりちかへ―ママからの伝言


1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記 (幻冬舎文庫)

[ 文庫 ]
1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記 (幻冬舎文庫)

・木藤 亜也
【幻冬舎】
発売日: 2005-02
参考価格: 560 円(税込)
販売価格: 560 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記 (幻冬舎文庫)
木藤 亜也
カスタマー平均評価:  4.5
言葉すべてが重い。その重さが鋭角に私の心に突き刺さる。
14歳 私の家族 15歳 忍びよる病魔 16歳 苦悩の始まり 17歳 もう,歌えない 18歳 本当のことを知って 19歳 もうダメかも知れない 20歳 病気に負けたくない 21歳 生命ある限り[木藤潮香] 病と闘い続けた亜也へ[山本\子] あとがき[木藤潮香] 追記[木藤潮香] 著者は愛知県生まれ(1962-88年,享年25歳)。星稜中学校卒業後,県立豊橋東高等学校から岡崎養護学校へ転出。本書共編者として木藤潮香がいる。著者の母として,原稿である著者の生原稿(大学ノート46冊)を文字に起こしした。目次を見ればわかるとおり,本書は日付ごとの編成ではない。いわゆる個人日記の書籍化・公開版ではないが,ノリはほぼ今で言うブログ。いわば日々の尺度ではなく,人生尺度のブログ本だろう。本文庫は,著者が存命中の86年に刊行された単行本(エフエー出版)が新たに文庫化されたもの。「2006年現在、発行部数は210万部を突破」(Wiki)。手許のは38刷。本書は英訳(Stuart Varnam-Atkin and Yoko Toyozaki (trans.),IBCパブリッシング,07年)・中国語訳(頼阿幸(訳),88年)もされている。文庫文巻末には,亜也の主治医だった山本\子(ひろこ,藤田保健衛生大学教授)の回顧が寄稿されている。「追記」では亜也の最期の模様が載せられている。その後この「追記」を拡充する形で,木藤潮香が娘との想い出を綴った単行本『いのちのハードル』(89年,エフエー出版)が出版された。04年には映画化(文部科学省選定映画)。05年(10-12月)には,フジテレビ系列でテレビドラマ化された。 著者は,手足や言葉の自由を徐々に奪われながら最後には体の運動機能を全て喪失してしまう難病(脊髄小脳変性症)と診断される。発病は15歳の時。日記は20歳までだから本書は5年間の人生の記録である。 「私は生まれ変わりました。障害者であっても,知能は健常者と同じつもりでいました。着実に一段ずつ上った階段を,踏み外して下まで転げ落ちた,そんな感じです。先生も友達も,みな健康です。悲しいけど,この差はどうしようもありません。私は東高を去ります。そして,身障者という重い荷物をひとりでしょって生きていきます。こう決断を下すのに,少なくとも1リットルの涙が必要だったし,これからはもっともっといると思います。耐えておくれ,私の涙腺よ! 負けて悔しい花いちもんめ 悔しかったら,やればいいじゃん。負けとったらいかんじゃん」(75-6頁,16歳)。 「卒業式まであと四日。千羽鶴をわたしのために折ってくれているようだった(あくまでも予感)。IさんやGさんたちが,一生懸命折ってくれている姿を瞼の裏に焼きつけておこう。たとえ別れても,決して忘れないために。千羽鶴を折って,私の幸せを願ってくれるのは嬉しい。でも,『亜也ちゃん,行かないで』と言ってほしかった」(86頁,16歳)。 「人はそれぞれ言いしれぬ悩みがある / 過去を思い出すと涙が出てきて困る / 現実があまりにも残酷できびし過ぎて / 夢さえ与えてくれない / 将来を想像すると,また別の涙が流れる」(225頁,20歳) ほかにもあるが,言葉すべてが重い。著者は私よりも先に生まれているので年上になるが,いまでは私が著者の年齢(25歳)を追い越している。それでも言葉の重さは変わらない。その重さが鋭角に私の心に突き刺さる。自分の生命と家族に感謝しろ,劣る才能ならその劣る才能で,精一杯生きてみろ!と突き刺さる。20歳から25歳までの5年間,書きたいのに書けない,文字盤を用いても十分に自己表現できない状態で,さぞや辛かったろうと思うと,その鋭利な重さは私の心を貫通している。合掌。 (1440字)
あの。
何を感動したのか問いたいです。 私は、生まれたときから障害を持って生まれてきました。障害を当たり前のように受け入れ今を生きています。そして私の大切な友達の中に彼女と同じ病気の人がいます。亡くなられたかたもいました。 確かに最初に読んだときに共感しなかったわけではないです。が、何度も読みたいとは思いません。苦悩が分かりすぎるから辛いのです。あくまで私の個人的意見ですが、今でも少なからず、差別は普通にある出来事なのです。 病気がなおらないことが悲しいとずっと悩んでいる文章が続きすぎて辛いです。また、どうして、動けるうちに時代背景はともかく、もっと外へ出なかったのでしょうか?生まれたときから障害を当たり前のように持つ私から言うと、贅沢言うな。と言いたくなりました。 とりあえず。後ろのほうのお母さんと主治医の手記のリアリティさでほし3つ
キレイゴトじゃない
一人の人間の生と死をここまでリアルに伝える本はあまりないと思います。この手記の言葉の数々は著者である亜也さんが自分が思った事や感じた事を素直にそのまま綴ったものであり、誰にもぶつけようのない怒りや周囲への不満などが赤裸々に描かれていたりします。しかし、そんな飾らない正直な想いだからこそ、彼女の苦しみが読む側にも痛いほど伝わってきます。彼女が綴る言葉はキレイゴトやお涙頂戴ではない、一人のごく普通の少女から見た生と死なのです。この世に生きるすべての人に読んでもらいたい。
彼女は皆の心の中で生き続けているのです
 中学三年生にして「脊髄小脳変性症」という原因も治療法もわかっていない難病に冒され、25才で短い人生を閉じた女性がつづった日記です。  かなり心を揺さぶられる本でした。  1986年に出版されて以来210万部を越すロングセラーを続け、映画やテレビドラマにもなったためご存知の方もとても多いと思います。  素人の闘病記ということで、最初はあまり期待しなかったのですが、読み出してすぐにあまりの素晴らしさに一気に読み切ってしまいました。  これは、お涙ちょうだいの悲話でも、前向きに頑張る美談でもありません。  本来公開するつもりで書いたのではない彼女の日記には、日々病気に向き合う率直な気持ちがつづられています。  病気が進行し、今まで出来ていたことが出来なくなり、重度の障害者になってゆく自分。  そんな自分を受け入れられず、頭を打ち付けて悔しがり、怒り、時には友さえも恨むこともあります。  その一方で感謝や喜びもあり、様々な交錯する思いが綴られていました。  この本を読んでいて、自分が病気で苦しんでいた頃のことを思い出しました。  どうしようも出来ない現実を受け入れ、あきらめ、ありのままの自分を認めること。そして、そこから今自分が何を出来るかを考えること。  改めて、小さなことでも自分が持っていること、出来ることに目を向け、感謝の気持ちを持とうと思いました。  病気や障害と立ち向かっている人は星の数ほどいます。  しかし、この作品がこれだけの人々の心を揺り動かすのは、彼女の素直な心と鋭い感性、そして高校生とは思えない卓越した文章表現力のなせるわざなのだと思います。  本を読んでいると、まるで彼女がすぐそこにいるかのような気持ちになります。  しかし彼女はもう20年も前に亡くなっているのです。  でも、こうやって210万人(映画やドラマを入れるとさらに多くの人達)もの人々の心を動かし、彼女は皆の心の中で生き続けているのです。  すごいことだと思いました。
亜也さん、ありがとう
脊髄小脳変性症という難病と闘った亜也さんの日記です。 懸命にリハビリに励むのに、どんどん悪くなっていく体。 当たり前に出来ていたことが一つ一つ出来なくなっていく恐怖。 周囲からの容赦ない冷たい言葉。 どれだけ、毎日が苦しかったんだろう?と思うと涙が出ました。 亜也さんには、いろいろと気づかせてもらいました。 歩けることが、ありがたいこと。 一人で食べれることや、一人でトイレに行けること・・・ ありとあらゆる、今まで当たりまえ過ぎて意識すらしていなかったことが 一人で出来ると言うことが、こんなにもありがたいことなんだ、と気づかせてもらいました。 亜也さんを包む優しい人たちにも涙。 支えあう愛って、あったかいなぁ?と感動しました。

いのちのハードル―「1リットルの涙」母の手記 (幻冬舎文庫)

[ 文庫 ]
いのちのハードル―「1リットルの涙」母の手記 (幻冬舎文庫)

・木藤 潮香
【幻冬舎】
発売日: 2005-02
参考価格: 560 円(税込)
販売価格: 560 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
いのちのハードル―「1リットルの涙」母の手記 (幻冬舎文庫)
木藤 潮香
カスタマー平均評価:  4.5
怒りと絶望に打ちひしがれる母親のもどかしさと苦しみ
著者は1936年生まれ(出生地・出身校などの基本属性は不明)。保険師。62年,亜也を出産する(26歳)。この著者の娘=亜也が闘病記を書き,著者との共同作業で『1リットルの涙』を刊行させた(「2006年現在、発行部数は210万部を突破」(Wiki))。本書は89年に単行本として刊行(エフエー出版)されたものを文庫化したもの。手許の文庫本は21刷り(1年あたり7刷のペース)。フジテレビ系列で放映されたドラマを見てこの本まで辿り着いた。拙評を見る方なら,この亜矢が「脊髄小脳変性症」で亡くなった人物であることをご存知だろう。本書は娘を介護する母親の手記である。 「数日して,夜,担任の先生が訪ねてこられた。・・・(中略)・・・ 聞いているうちに怒りが込み上げてきた。/亜也が学校にいること自体,迷惑だというふうに受けとめられるような説明だった。・・・(中略)・・・ だんだん社会の片すみに追いやられ,東高にいることができなくなったという傷ついた気持ちで転校するのではなく,無理だと知りながらも断ち切れない学校や友達への未練,後ろ髪をひかれる思いを乗り越えようとしている亜也から,輝く光を見つけ出し,『亜也ならやれるぞ!』と励まし,力づけてほしかった。/信頼する先生からその一言があったなら,亜也の流した“1リットルの涙”は,別れのつらさと感謝の涙であったろうに。そして楽しい思い出だけを大切にしていけたのにと思った」(57頁)。 「『どうしました?』/『早くなんとかしてやって下さい』/『本人は痛くて胸が締めつけられるので苦しいんです』/立ってみているだけの医師に,/『先生は亜也を初めて見るんですか?』/『今日は当直できたものですから・・・。この子の病名は何ですか?』/苦しみ,もがいている患者の前でいう言葉だろうか? 病名を聞いてじっくり考える事態ではないだろうに・・・。看護婦がカルテをめくりながら,硬直時に使用した薬品名を告げている。/『同じ薬を注射してください』と医師は看護婦に指示を出す。/十数分たって,やっと処置がなされた。/私は,心臓の高鳴りを深呼吸して整え,ヘナヘナと座り込んだ」(89-90頁)。 「『お母さん,仕事をやめることはできないんですか?』/この一言で,T医師と話し合いをする気力がなくなり,同時に猛烈な怒りが込み上げてきた。/医学と療養,医療の立場に立てない医師だと思った。/何のために家族構成やら患者の持つ背景をこと細かに入院当初に聞くのか。家族が付き添えないのはそれぞれ理由があるからではないのか。それも説明済みのことだった」(95頁)。 「切れることのない雲の動きをぼんやりながめていた亜也が,そっと文字盤に目を移した。/『私の使命がまだ残っている』/病気のことを話した後だっただけに,何を言い出すかと私の心臓は高鳴った。『私を灰にする前に,病気の原因を見つけてほしい!』/『亜也・・・』といったっきり胸がつまって絶句した」(150-1頁)。 怒りと絶望に打ちひしがれる母親のもどかしさと苦しみがよく伝わってくる。ドラマでは3人兄弟姉妹だったが,木藤家は5人兄弟の7人家族である。妹の亜湖は姉貴に悪態をつく登場人物として登場しているが(役者は成海璃子),母親として亜湖が姉思いであること,たとえば被服費支出を徹底拒絶していたり,姉貴のために母親とともに献身的に介護したりと,とても甲斐甲斐しい(もっとも,ドラマの中でも“亜湖”は姉想いの台詞も吐いている)。 本書書評にはどうでもいいことだが,演歌歌手の山川豊(ガス溶接技能者・ボクシングC級トレーナー)が20歳代後半のとき,木藤亜也を見舞っている。このころの山川は,第17回日本歌謡大賞放送音楽賞を受賞して,紅白歌合戦に初出場し(87年),翌年,第8回古賀政男記念音楽大賞,第20回日本有線大賞協会選奨,第18回日本歌謡大賞放送音楽賞(以上88年)と賞を総なめにしていた頃である。考えさせられる逸話ではある。 (1651字)
強さ
ドラマを見て、本を読んでみたいと思ったが、本を買うまでに悩んだ。とてもとても重いテーマだ。悲しくてつらい内容だと知っていて、ドラマよりももっと詳しく知るのに、心の準備が要った。 病気のため、体の運動機能が動かなくなり、筋肉も弱まり死に至る。しかし、脳は健全であり、それがあまりにも残酷である。人は、病気になると、気力も精神力も弱まり、何もかも投げ出したくなると思う。それを、亜矢は真っ向から立ち向かい、闘い続けた。強い強い人間だと思った。 そして、亜矢を支え続けた母親を始め、家族は素晴らしいと思う。母も、強い人だと感じた。多くの人をこの「1リットルの涙」で励ますことが出来たのは、亜矢、家族の心の強さだと思う。そして、病院のスタッフや、家政婦さん。彼らにも素晴らしい人と、思いやりのない人、同じ人間でも、こんなにも差があるものだと思った。
ここまで強くなれるか
亜也さんが自分で日記を書けなくなってからのことなども含めて,お母さんの手記という形でまとめられています.亜也さんご自身が非常に前向きに生きてこられたのはこのお母さんの支えがあったことが大きいのだろうと思います. 家族に大きな病の人を持ったときには,身の回りの世話をする以上に,お医者さんや家政婦さんとの関係,経済的な問題(経済的な問題については,本書では触れられていませんが)など本人がどうすることもできない問題に対して家族が対処していかなければなりません.自分がこの立場になったとき,ここまで強く生きられるかということを改めて問い直さざるをえません. 「1リットルの涙」はご本人の感情が中心としてまとめられていますが,本書は彼女がどのような環境の下で病気と闘ってこられたかということがわかり,改めて涙してしまいました.2冊あわせてお読みになることをお勧めします.
父親になった今
自分の子供が、もし病気にかかった時には、一体どれだけ自分は強くいられるのだろうと思います。母は強しと言いますが、このお母さんはとても強い方だと思います。この強いという意味は、決して泣かないとか、しんどくならないとかではありません。お母さんは、自分がやらなければいけないことをみつけて、常にそれに向かいどんな精神状態でも前に前に進む力強さ。いろいろ、勉強させて頂きました。1読の価値がある本だと思います。
本当の涙が流れました・・・・
こんなに涙が溢れてきた本は初めてです。
ドラマでやると聞いて買ってみたのですが、最初は、
「いつもみたいによく分かんないで適当に読んじゃって終わるんだろうなぁ〜。」
って思ってたんです。
でも、1回読み始めたら止まらなくて・・・。
何かこみ上げてくるものがありました。
「私はこのままでいいのだろうか。」

《いのちのハードル》は亜也さんのお母さんが書いたもので、亜也さんが病気になった時から亡くなるまでの、自分の気持ちや亜也さんのこと、家政婦さんのこと、家族のことなどが書かれています。
最後の方がすごく痛々しく、涙が溢れてきました。
病気と闘っている亜也さんの姿にとても感動させられました。
「今生きている自分を一生懸命生きたい。」
と考えるようになりました。

1度は読んでほしいお勧めの本です。


ラストレター―「1リットルの涙」亜也の58通の手紙 (幻冬舎文庫)

[ 文庫 ]
ラストレター―「1リットルの涙」亜也の58通の手紙 (幻冬舎文庫)

・木藤 亜也
【幻冬舎】
発売日: 2006-04
参考価格: 480 円(税込)
販売価格: 480 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 100円〜
ラストレター―「1リットルの涙」亜也の58通の手紙 (幻冬舎文庫)
木藤 亜也
カスタマー平均評価:  5
とても感動した本、自分を見つめ直せました。
昨年この本を読みました。私は昨年入退院を繰り返していました。今もその病気は完治していないけど、いま自分が生きていることを大事にしたいと思いました。 この本の内容は、 「脊髄小脳変性症」という病に冒された亜也ちゃんと言う1人の少女が、発病から病により字がかけなくなるまでに彼女自らの力で書いた日記を、彼女の母がまとめたものです。 終盤にさしかかり、 序盤では普通の女の子であった亜也ちゃんが、だんだんと病に冒され、心と体をすり減らしながらも、生きることを必死に選択していく姿に読んでいた当時(入院中)凄く胸を打たれました。 世間へのグチも自分自身への悔しさも。 1人の少女が必死に生きる様をリアルに記録されていて、 誇張されたヒューマンドラマとは違った現実を心に訴えてくれる作品です。 そして、この本を亜也ちゃんが生きている間に出版したお母さんを凄いと思いました。 亜也ちゃんはいつも「誰かの役に立ちたい」と考え、間逆の現実に苦しんでいるのです。 この本はベストセラーになったように、確実に何人もの人間を救っている本だと思うし、私自身救われた一人でもあるのです。この本に出会えなかったら今の自分はいないと思います。 彼女が生きている間に、この本で彼女の夢を叶えてあげた母の力を大変尊敬いたいます。 最後の章に掲載されている、三人の親友からの20年後の手紙も、それぞれの心の痛みとともに強い感動を呼び起こします。 そして、今私は“生きている”ことにとても感謝しています。
前2作を読んだ方は是非!
 3部作の最後の1冊が文庫本化しました。  次第に症状が進んでいく中、友達に向け、精一杯明るさを失わず書き綴った手紙は、心に響きます。  お見舞いに来てもらったときに直接話すよりも手紙のほうが、健康だった頃と同じに、自由に語れるという気持ちも強かったのでしょう。  最後の章に掲載されている、三人の親友からの20年後の手紙も、それぞれの心の痛みとともに強い感動を呼び起こします。

1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記

[ 単行本 ]
1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記

・木藤 亜也
【エフエー出版】
発売日: 1986-03
参考価格: 1,223 円(税込)
販売価格: 1,223 円(税込)
 Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
1リットルの涙―難病と闘い続ける少女亜也の日記
木藤 亜也
カスタマー平均評価:  5
どうやって…
私は理学療法士になるため勉強中の大学2年生です。この本に出会ったのは高校生の時。ドラマに影響され、購入しました。その時は、ドラマとは比べものにならない過酷さと残酷さ、それに悩み絶望しながらも立ち向かい続けた亜也さん(そして支え続けたお母さん)の強さに、息を呑み、感動して涙を流しました。そしてつい先日、ふともう一度読んでみようと思い立ち一晩で一気に読み切りました。そして2年前に気づかなかったことに気づきました。亜也さんの感受性の強さ、き真面目さ、それから弱さ…今回は、私は涙を流しませんでした。"どうやったらこの子を救えるのだろうか??"そんなことを考えながら読んでいて、泣いてなんかいられませんでした。私は、このような、強い反面、弱さ合わせ持つ人々の支えとなりたい、いや、ならなければならないんだと思いました。強くなろう、そう決心しました。
感動の涙
病気に負けそうになりながらも、どこまでも前向きな亜也ちゃんの生き方が、感動の源で す。泣けてくるのは、かわいそうだと思う同情心や、苦しい闘病生活を知っての悲しみの 涙ではありません。 悲哀や悲しみの日記ではありません。生きることに絶望せず、衰えていく体で何ができる かを一生懸命に考え、自分にできることに懸命に取り組んでいくその姿が、感動の涙を誘 います。 亜也ちゃんの日記の他に、主治医の山本先生が亜也ちゃんとの交流について書いた文章や、 お母さんの文章が巻末にあります。これらの文章には、日記には書かれていない医療の現 実、家族の苦労と愛情の深さが書かれています。 この本が出版され、亜也ちゃんとその人生を知ることができたのは、こうゆう人たちが亜 也ちゃんのまわりで亜也ちゃんをサポートしていたからこそだと思いました。感謝です。 最後に「ありがとう」を言って旅立つことができる人生を送ることができる人生は、幸せ だったと思います。
五体満足の自分。
ドラマを見てはまり書店で少し立ち読みをして内容を確認するだけのつもりが、その場で涙まで流してしまい周囲の目が気になりそれ以上立ち読みできなくなって購入してしました。 ドラマと比較すると、ドラマの方が内容が綺麗に描かれているように思います。日常のできごとなどは書籍の方がより赤裸々で内容も現実的でした。 読み終わって最初に感じたこと。それは、今まで自分が悩んでいたこと、辛いと思っていたこと、自分が不幸だと思っていたときのこと・・・・ 何もかも小っちゃいなーと思わず自己嫌悪に陥りました。 私は手も動く。自分で立って歩ける。食事もできれば本も読める。自分が本当にやりたいと思えばその殆どを自分の努力で達成するチャンスを得ている。そのチャンスを生かさないでどうする? 自分で考えその通り行動できることがどれだけ恵まれたことなのか、改めて考えさせられます。
私たちの心の中に生きる限り彼女は死なない
発刊当時購入して読んだ読者の一人です。最近再度取り上げられていることは承知していますが、自分自身を取り巻く状況の変化の中で、彼女の存在は今も自分にとっては生きる力です。子供の頃に、違う病気の闘病記を読んでいる友人を遠くから見て、私には怖くてとても読めないと思ったものでした。しかし、この本を読んで「彼女に恥じないように今日を生きたい」と思うようになりました。人はそれぞれの舞台で自己を演じ、そして去って行かなければならない存在です。彼女が過酷な運命の中で、残した言葉の一つひとつが、今の私の生きる勇気になっています。彼女は体の機能こそ奪われましたが、彼女の意志・心の灯火は最後まで失われず燦然と輝いて、今も自分を導いてくれている気がします。
重いけど、必要。
 映画と本を比べると、あれでも映画は随分とマイルドになってんだ、と思う。映画は悲しい場面もありつつ希望も持てる内容だったんだけど、本人の日記を元にしているだけあって、相当に、重い。

 「徹底して対応が出来ないなら、対応すべきでない」という考えでいた。ヒトに優しく出来ないなら、最初から優しい顔をしない。期待を持たせなければ、失敗した時に必要以上に相手を傷つける事も無いから。「逃げ」だとは分かっているんだけど、それを覆す論理が自分の中になかった。でも、「完全な人間はいないんだから、失敗した時にちゃんとフォローすればええやん」と思えるようになった、この本読んで。具体的にどの文章から感じ取ったかは分からないけど。

 身障者の気持ちを分かってあげようと言うのは、健常者の傲慢なのかもしれない。お互いの立場・状況を理解し合い、手助けできる事をすれば良い。それは、「相手が身障者だから『特別に』行う」行為ではなく、日常生活でも同じ事なんだと思う。それが気配りという奴なのかなぁ。


1リットルの涙 (洋販ラダーシリーズ)

[ 単行本 ]
1リットルの涙 (洋販ラダーシリーズ)

・木藤 亜也
【IBCパブリッシング】
発売日: 2007-05
参考価格: 1,260 円(税込)
販売価格: 1,260 円(税込)
 Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 595円〜
1リットルの涙 (洋販ラダーシリーズ)
木藤 亜也
Stuart Varnam‐Atkin
カスタマー平均評価:  4
I Love Aya Kito
This book is very well translated. I have not really noticed any major errors in English and like the explanation from the author about why the dates are missing. To any other non-Japanese readers, this is a great version to buy.
拙評の読者だけにお伝えするが・・・
14 Years Old(1976‐77)―My Family 15 Years Old(1977‐78)―Illness Creeping Up 16 Years Old(1978‐79)―The Start of Distress 17 Years Old(1979‐80)―“I can’t even sing any more…” 18 Years Old(1980‐81)―Having Understood the Truth 19 Years Old(1981‐82)―“I may not last much longer…” 20 Years Old(1982‐83)―“I don’t wat to be beaten…” 21 Years Old(1983‐84)―For as Long as She is Alive [KITO Shioka] “Can I…get married?”[YAMAMOTO Hiroko] Afterword [KITO Shioka] Postscript [KITO Shioka] Translator’s Note 原著者=木藤亜也(1962-88年,享年25歳)は愛知県豊橋市民。「脊髄小脳変性症」と診断され,「手が動かなくなるまで書き綴った日記をまとめた単行本が1986年、名古屋市の出版社[エフエー出版?BCKT]から出版された。愛知県など東海地方を中心に大きな反響を呼び、2005年2月には幻冬舎が文庫本として出版。2006年現在、発行部数は210万部を突破」(Wiki)。日本語のサイトに出すのだから,原著者がどのような生涯をおくったのかを縷々説明するのは,拙評読者に失礼であった。手許のは3刷(11ヶ月)。訳語リスト(Word List)が62ページついている。本文1ページあたり215単語(=46,700単語/217頁)。本書の“自称”難易度はLevel 4(2000-word)で,TOEIC470点未満で英検準2級以上らしい。訳語リストがあるのでおっさんでも楽に読めるぞ。思春期の女性の日記が原文なので,英文には必ずや自分の表現したい模範文例があるにちがいない。中高生諸君,ぜひとも挑戦しよう! 大学生も負けるな! (^O^)/  本拙評の読者だけにお読みいただいたお礼にお伝えするが,本英訳書の底本はどうも(私が読んだ)文庫本ではなく,別のもののよう。なぜなら,文庫化に際して遠慮されたのか,あるはずのない部分が一部そのまま翻訳されているから。単行本(未読)と文庫本(既読)と翻訳書の関係はベストセラーとなった本書だけに想像力をかきたてる。 訳者のとよざきようこは基本属性不明。徳島県立池田高校卒業後,外国人劇団アルビオン座,座ガイジンのプロデュースを経て,翻訳業やナレーションのコーディネータを務めている。バカにしているのではなく真面目に言うのだが,“すげぇ高卒”もいたもんだ(それとも除籍されてるのかなぁ)。もう一人は,“Stuart”を「ステュウット」と読ませる(“スチュアート”じゃないんだね)イギリス人。出生年地不明。オクスフォード大卒。在日30年。 (821字)

お手本なしの人生『1リットルの涙』亜也の詩(うた)

[ 単行本 ]
お手本なしの人生『1リットルの涙』亜也の詩(うた)

・木藤 亜也 ・木藤 潮香
【小学館】
発売日: 2006-11-02
参考価格: 1,155 円(税込)
販売価格: 1,155 円(税込)
 Amazonポイント: 11 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 151円〜
お手本なしの人生『1リットルの涙』亜也の詩(うた)
木藤 亜也
木藤 潮香
カスタマー平均評価:  5
一閃の光は、永遠の命
 亜也さんが非業の死を遂げて20年が経つというのに、  ここに遺された詩は今も亜也さんが、生きているような息吹を感じる。  「わたしは線香花火のようにぱっと燃えて ぱっと散りたい。短命を願う」  こういう言葉を思いきり、けなげによく言えたものだと思う。  遺されたお母さんがまたけなげで、25歳のままのわが娘を分析してこう述べている。  「亜也は、あんなら耐え難い試練を受けているのに、見事に自分の中で感情をコントロールしていた。その感情からあふれ出た言葉は、深く重い」  これに見合う詩が   書初めの練習をした   今年は 細筆を新しくおろして 墨をすってみた   お手本なしの習字は難しい   お手本なしの人生はなお難しい  最後の一句「お手本なしの人生」を本書の書名にしたらしい。  難病と向かい合ってどう生きていけばいいのか、喘ぎながら生きていかねばならない宿命をこのように表現したのだったら、なんと痛々しい言葉であろうか。 「亜也の残した言葉は、今も私をドキッとさせる」と言う母潮香さんの言葉に実感がある。  先立った娘を想う母親の一念が、またここに詩的結晶を得た。   …一閃の光は、永遠の命でもある…合掌      
どんなどきでも・・・・
心にドーンと響いてくる言葉の連続でした。 亜也さん、ありがとう! きっと、自分の気持ちや悩みによって同じ言葉が違った勇気を与えてくれるのでしょうね。 何度でも読める1冊だと思います。 「1リットルの涙」は本もドラマも見ましたが違ったインパクトを受けました。 何気なく開いたページに目も手も止まる1冊でした。
毎日を大切に生きていくこと
胸が詰まる言葉が沢山ありました。 日々なんとなく生きてきた私に特別響く言葉集でした。 体の神経は弱って行くけど、知能だけは衰えないという病気。 心身のバランスを調整するのが辛かったと思います。歯がゆかったと思います。 葛藤一杯だったと思います。 そんな中で紡ぎだすひたむきな言葉達は、一語一語深く感じる事ができました。 今出来る事は何か、、日々を大事に生きること、改めて考えさせて貰えました。 亜也さん、ありがとう!
前を向いて歩く
今、生きているすばらしさを実感しました。そして私のまわりにいる人たちに感謝の気持ちを忘れずにしたいと思いました。亜也さんは病気になってつらい日々の連続だったけど、まわりの人たちに感謝の気持ちを一日たりとも忘れずにいたと思います。そしてその人たちの心を分かってあげられるやさしさを持っている人だと思います。自分に対しての素直で厳しい人でもあると思います。亜也さんは自分の人生をたくさん悩んで、それでも前を向いて歩いていました。私も亜也さんの気持ちを自分の心に常において、苦しい時も前を向いて人生を歩いていきたいと思う一冊でした。ありがとう。

1リットルの涙 (バーズコミックススペシャル)

[ コミック ]
1リットルの涙 (バーズコミックススペシャル)

・木藤 亜也
【幻冬舎】
発売日: 2005-09-24
参考価格: 693 円(税込)
販売価格: 693 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
1リットルの涙 (バーズコミックススペシャル)
木藤 亜也
KITA
カスタマー平均評価:  4
漫画家の力量を見ました
TVでのドラマも見ました。そちらも感動的な作品に仕上がっていましたが、漫画も素晴らしいものでした。 この物語は、KITAさんが描いてくださったからこそ、これだけの感動を与えてくれたのだと思います。 他の誰が描いても、これほど記憶に残り、ずっといつまでも覚えていられるほどの涙を流せる訳ではないと思います。 読んで良かったです。
単なるメディアミックスではありません
 作画を担当しているKITAさんは、少女漫画ファンにはその名が知れてる、幻想的な絵柄が魅力的な紺野キタさんです(原作つき、ということで今回は名前を変えられたそうです)。ですので、紺野さんの新作として手にとっても良いかと思います。  「作画担当」とありますが、実際には紺野さんは漫画として読みやすく、また、情感を出すために、主人公の心情描写や物語の展開を原作者への敬意を失うことない範囲で脚色しています。ドラマや元の本とはまた違った世界が美しい線で描かれていて、すでに他の媒体で楽しんだ方にも一度読んでみて欲しく思います。最後の結末も他の『1リットルの涙』とは異なりますが、この希望を残した終わり方は非常に爽やかで、純粋に感動できる出来に仕上がっています。  ふつう話題の作品の漫画化というと眉をひそめる方もいますが、これは真剣に取り組んだ上に作られています(他の漫画化作品はほとんど読んでいないのですが…)。本作から『1リットルの涙』に入った紺野ファンは原作の本を、これまで紺野キタという漫画家を知らず、気になった方は『ひみつの階段』『Cotton』などの別作品を、それぞれ手に取ってみてはどうでしょうか。
ドラマを見た人には・・
 私はテレビドラマを見て、もっと詳しく知りたいと思い「1リットルの涙」のシリーズを全て買って読みました。このマンガの内容はドラマで描かれたことがほとんどです。しかもアヤさんの最後までは描かれてません。でもとてもきれいで読みやすいです。
紺野キタさんが漫画を担当しています。
実はこの1リットルの涙の原作を知らずに買いました。
漫画化を担当している方が、紺野キタさんだったのでそれを目当てに。
いつもこういうメディアミックスの作品に対しては、本小説や映画の便乗商品のような印象を受けるのですが、この作品に対しては、そんな印象はなく、むしろ、原作に漫画担当の人の色が加わって、素晴らしいものになっていました。
本当に面白かったです。原作を知らなくてもこれだけを買ってもよいと思います。

1リットルの涙 (幻冬舎コミックス漫画文庫 き 1-1)

[ 文庫 ]
1リットルの涙 (幻冬舎コミックス漫画文庫 き 1-1)

・木藤 亜也
【幻冬舎コミックス】
発売日: 2008-03-21
参考価格: 560 円(税込)
販売価格: 560 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
1リットルの涙 (幻冬舎コミックス漫画文庫 き 1-1)
木藤 亜也
KITA
カスタマー平均評価:   0

いのちのハードル―「1リットルの涙」母の手記

[ 単行本 ]
いのちのハードル―「1リットルの涙」母の手記

・木藤 潮香
【エフエー出版】
発売日: 1989-05
参考価格: 1,223 円(税込)
販売価格: 1,223 円(税込)
 Amazonポイント: 12 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
いのちのハードル―「1リットルの涙」母の手記
木藤 潮香
カスタマー平均評価:  4
感動だけでは済まない現実
亜也ちゃんが日記を書けなくなった後、「1リットルの涙」で書かれていた亜也ちゃんの 闘病生活のその後が、書かれています。 その後、転院を繰り返さざるを得なかった事情や、心ない医療関係者の対応など、心の冷 えるような厳しい現実も書かれています。日本の医療の明と暗がうかがえる内容でもあり ます。 「1リットルの涙」に掲載されなかった亜也ちゃんの文章も多数掲載されています。 感動だけでは済まない現実を見せ付けられてしまう本ですが、ぜひ読んでみてください。
母親はスゴイ!!
母親の気持ちがこんなに辛いものだと思わなかった……

家族全員の間を取り持つ潤滑油のような役割でもあり
家族全員に安らぎを与える太陽のような役割でもある

もちろんではあるが、太陽は一切安らいでいない
1日1日が終えたことに安堵し感謝し、わずかの間布団に潜っては
また、激動の日常に立ち向かっていく

母親と言う存在はみんなそうなのであろうが、

「いのちのハードル」の著者の潮香さんはその究極であった

難病・脊髄小脳変性症を患う[娘]亜也ちゃんやその妹・弟、
そして夫に対して、いつも心を先回りして感謝して

毎日を送っていた。

保健士と言う忙しい仕事に就きながら
亜也ちゃんのわずかな変化を見逃さずに医者に告げ、対策を立て
自分の辛い顔を見せないように亜也ちゃんの前では化粧し
明るい服を来ていつもニコニコしていた。

読み終えて、はっきり言える事がある……
亜也ちゃんはとても幸せだったと思う

こんなに人を愛して人に愛されてたのですからね^^

でも、勘違いしてはいけない事
最近、自分の子供を殺めてしまったり暴力を振るう親がいるが
あれは、ニュースとして目立つから多いように感じるだけであって

母親とはみんな潮香さんのように、
強い忍耐力と海のように広い愛を持ち合わせている

決してあなたやあなたの心は1人ではない
その証拠に生まれてから最初に教えてもらうのは、
言葉ではなく大らかな母親の愛である。

(文庫本と同内容です。)


ゆりちかへ―ママからの伝言

[ 単行本(ソフトカバー) ]
ゆりちかへ―ママからの伝言

・テレニン晃子
【書肆侃侃房】
発売日: 2007-10-01
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
 Amazonポイント: 13 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 613円〜
ゆりちかへ―ママからの伝言
テレニン晃子
カスタマー平均評価:  5
生きろ。
この本をようやく手に取りました。 以前テレビで彼女の生の声が放送されてから手にしたくてもなかなか手に取れなかった本でした。 あと幾日でこと切れる。 通常は知らせれる事のない命の期限。 それを事もあろうに子供を宿した体で言い渡される恐怖。 前半の淡々とした行間からあふれる悲痛を超えた叫び。 それでも、文章は愛にあふれていました。 後半の闘病記。 今日を示す日記の日付が目に突き刺さりました。 そしてとめどなく涙があふれました。 生きろ。 そんな声が聞こえてきました。
手紙を書きたくなりました・・・
本が来てすぐに読んでしまいました。 娘に対する母親のありったけの愛情がつまった本でした。 ゆりあちゃんが大きくなりながら読むんだろうなと想像しながら読んでました。 でも、後半の闘病記を読むと文章を書きながら、病気は確実に悪化していたのが よくわかりました。 ゆりあちゃんに手紙を書きたくなりました・・・
あたしも
あたしもゆりあちゃんとおんなじ名前です あたしゎ今妊娠7ヶ月です。5ヶ月の時に[悪性リンパ腫]という癌であることがわかりました。
レビュー
幸せな国際結婚後、妊娠中に脊髄がんが発覚、治療か出産かの選択を迫られ出産を決意。無事出産。余命数年の強い優しいお母さんの、一緒に生きられない娘ゆりちかちゃんへのお手紙。 しつけの言葉などではなく、母と娘ならではの女としての本音で明るくGIRLS TALKするように、「友達」「学校」「お金」「女の子ということ」「SEX」などのテーマ別に、考え方、価値観、世界について、夫への愛について、ゆりちかちゃんへ語りかける。そこには作者の女性としての品格、優しさ、センス、歩んできた人生そのものが溢れ出している。 母として、子供の誕生、今子供と過ごしている瞬間、これから子供と一緒に過ごす時間をあらためて幸せでかけがえないものだとかみしめ、これから子供に伝えたいことについて想いをめぐらす時間を持つことのできる一冊。
彼女の娘への思いが伝わります。
長い間彼女とは会うことなく過ごしてきたが、再び会ったのは病室へお見舞いへ行った時のこと。 彼女の立たされていた現実を考えるだけで、涙が溢れてきたのを覚えています。 30代も半ばでの他界と短命ではあったけど、 可愛い娘さんと、そして、娘への思いをつづった一冊の本を残せて、きっと幸せな人生だったんじゃないかと思います。 そんな思いがたくさん詰め込まれている一冊です。

特集
1リットルの涙
Platonic sex
オバマ演説
ヤバい社会学
ゆりちかへ
泣ける2ちゃんねる
少年M
生協の白石さん
戦場のピアニスト
天に響く歌
東大合格生のノート









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 更新日 2009年7月11日(土)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク