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[ 単行本 ]
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小説 ザ・税務署
・西田 富一
【清風堂書店】
発売日: 2005-04
参考価格: 1,200 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 339円~
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・西田 富一
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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地獄のゆりかご―小説 IT企業、窮地からの脱出
・安岡 彰一
【ネコ・パブリッシング】
発売日: 2008-04-18
参考価格: 1,800 円(税込)
販売価格: 1,800 円(税込)
Amazonポイント: 18 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 324円~
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・安岡 彰一
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カスタマー平均評価: 4.5
面白かった バブル期後半、とあるIT企業が中間決算下方修正で
銀行に見放され、社長が死に物狂いで再建を図るストーリー。
読み応えある。
銀行の冷酷さが読んでいてもひしひしと伝わってくる。
良く、銀行の例えで、天気の良い日に傘を貸し、雨が降ったら
傘を取り上げるというものがある。まさにこのとおりの例だ。
しかし、昔から積み上げてきた人脈をフルに活用し
難局を乗り切っていく主人公のパワーは圧巻である。
あと、小後遊二のキャラが面白かった。
経営者の人生を知れる良書 BBT 大前研一学長が登場する小説として、本書には非常に興味があった。三枝 匡『V字回復の経営』のような展開を期待していたが、学長は途中からの登場であり、最も難しい局面は過ぎた後なので、かなりがっくりである。もちろん、山場での登場ではあったが。(正確な表現をすると、学長が山場をセッティングしたのである。)
また、マネジメントの回復が主要テーマではあったが、実質上のテーマは資金繰りの解決である。金融関係者が本書を読むと、「う?ん、ビジネスって感じ。」と思うだろうが、経営コンサルタントが読むと、「う?ん、金融って感じ。」と思うのではないだろうか。
もちろん、経営者の人生観やドラマを知るというのが目的なら、もちろんお勧めではある。
実は実話! 面白かったです。
成功して上場までなしとげて絶頂にいた起業家が、会社の不正経理を見抜けず、銀行や取引先からは見捨てられ窮地に陥るが、最後には外資系大手企業に救われるという話しです。
本書にはフィクション・小説です、とわざわざ書いてありますが、細かい会話のやりとりなどはともかく話しの流れは実際にあったことです。
(この本に出てくる名前) → (実際の名前)
安田修一(主人公) → 著者の安岡彰一氏自身
日本データ(株) → ジャパンシステム(株)
IDP → EDS
小後遊二(主人公を助ける経営コンサルタント)→ 大前研一氏
あと書くほどのことではないけど、富士電子ー>富士通、NTI→NTT、ICM->IBM、第一興業銀行ー>一勧、などなど。
個人的には、大前研一さんの実際のコンサルタントとしての辣腕ぶりが活き活きと分かるのが面白かったです。大前さんは本はたくさん書いているけど実際自分がどんなコンサルティングをどのようにしたかはほとんど明らかにしていないので(できないから)。
一般なビジネスや起業に興味あるひとだけでなく、M&Aや財務の活動の一端に知りたい人にもおすすめです。
ビジネスは男のロマンだとあらためて感じました。
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[ 文庫 ]
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小説吉田学校〈第2部〉党人山脈 (人物文庫)
・戸川 猪佐武
【学陽書房】
発売日: 2000-10
参考価格: 735 円(税込)
販売価格: 735 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 322円~
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・戸川 猪佐武
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カスタマー平均評価: 4.5
河野一郎大活躍 この巻が主に扱うのは鳩山内閣。ここでの大きなトピックは、日ソ国交回復と自民党の成立。
何といっても、日ソ漁業交渉と日ソ国交回復における河野一郎の八面六臂の活躍と、重光葵の敵役ぶ
りが一番光るし、ここが読みどころ。また、鳩山政権樹立の最大の功労者、三木武吉の死もこの巻での
出来事。
鳩山政権の後は、
・金権の走りでもあり、伝説的にまでなった石橋湛山 vs 岸信介の総裁選
・安保改定と岸内閣の退陣、続く池田内閣の成立まで
・ちょっと時間がとんで、池田三選へ到る経緯と、佐藤内閣の成立まで
・河野一郎の死
を描いている。
河野一郎の手腕 鳩山政権時代に最も輝いていた実力者といえば三木武吉という人がいるがやはり河野一郎だと思う。日ソ漁業交渉妥結に向けての外交戦略やフルシチョフが決定権を持っていると判断し意気投合するという嗅覚など目を引くものが多々ある。それと副総理・外務大臣としてポスト鳩山を目指し日ソ交渉反対から一転、妥結しようとするも失敗した重光葵の悲劇など様々なドラマがあった。
河野一郎は偉かった! 第1部から順当に読み進んできて、最終巻まで突っ走ったが、やはりこの巻の河野一郎が、鳩山内閣農相として、日ソ国交回復・漁業交渉で単身ソ連に渡り、言葉もわからない中、手探りでロシア官僚風交渉術と戦う姿がもっとも泥臭くて、格好良かった。日本にも官僚主義・無責任主義・拝金主義がはびこりこういう気骨を発揮する人材も、又そのチャンスもなくなったことが残念と思える。洋平、太郎が悪いのではなく時代が悪いと思いたいものだが。 それにしても佐藤栄作は冴えない。
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[ 文庫 ]
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異端の大義〈下〉 (新潮文庫)
・楡 周平
【新潮社】
発売日: 2009-03-28
参考価格: 700 円(税込)
販売価格: 700 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 314円~
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・楡 周平
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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東武王国―小説 根津嘉一郎 (徳間文庫)
・若山 三郎
【徳間書店】
発売日: 1998-12
参考価格: 560 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 320円~
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・若山 三郎
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カスタマー平均評価: 0
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[ 新書 ]
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女総理への火花 (ジョイ・ノベルス)
・大下 英治
【有楽出版社】
発売日: 2004-07
参考価格: 880 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 307円~
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・大下 英治
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カスタマー平均評価: 0
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[ 単行本 ]
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兜の億マン―この株で儲けさせて頂きます
・松川 広実
【文芸社】
発売日: 2005-09
参考価格: 1,365 円(税込)
販売価格: 1,365 円(税込)
Amazonポイント: 13 pt
( 通常6~11日以内に発送 )
中古価格: 299円~
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・松川 広実
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カスタマー平均評価: 5
3作目が一番おもしろいですね 松川広実 3作目とのことですが、前作に比べるとかなり!いいです。 「ママは派遣shain」は、ちょっと好き嫌いが分かれそうな作品でしたが・・・。 今回の「兜の億マン」は、テンポがあって読みやすく、内容もあり、株式投資についてよく知らない人にもわかりやすく書いてあります。 ますます次回作にも期待しています。
投資先のヒントになった 信用取引で○○○○万円儲けた、相場感で○億円儲けたという本に もう飽きたので気軽に読んでみました。この本の良い所は『投資先 (銘柄)選択の着眼点』や『株式投資に必要なこと』がちゃんと描 かれていることですね。また、各話の間にある「コラム」は今後の 『投資姿勢の苦言』になりました。 このジャンルを読みやすい・分かりやすい・心地よい小説(物語り) に仕立てたのは作者の特徴でしょうね。 この小説を原作とした「ビックマネー」以来本格的な株式投資のド ラマが観たくなりました。
松川センセイ3作目! ついに発売されましたね~ さっそく読みましたよ!とても読みやすい内容なのですが、それでいて、深いメッセージがあります。 株式投資を題材にした作品なのですが、金融用語も小説の中で出てくる為、いつの間にか覚えてしまいます。 株をはじめたいという人にもいい作品ですね。 今まで株式投資はしたことがなかったのですが、私もやってみたくなりましたよ~
まるでビーチサンダルのような、爽やかな作品 (兜の億マン―この株で儲けさせて頂きます)は、株に興味が無い人にもさらっと読める面白い作品です。 また色んなパロディーがあり(例、レスラー、歌手、レコード会社、役者、等)いくつ分かるかによってその人の年令も分かります。笑 ちなみに全て分かれば作者と同年令です。 内容は少し前のトレンディードラマって感じです。映画化やドラマ化すれば結構受けるかも知れません。 何かに行きづまっている方や、悩みの多い方はこの作品を読んで、スッキリして、また明日から頑張りましょう! では☆
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[ 文庫 ]
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ハゲタカ2(上) (講談社文庫)
・真山 仁
【講談社】
発売日: 2007-03-15
参考価格: 750 円(税込)
販売価格: 750 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 301円~
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・真山 仁
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カスタマー平均評価: 4.5
面白いし、経済の勉強にもなります 前作同様、外資ファンドのすさまじい攻防が
個性豊かな登場人物を交えてリアルに描かれています。
正直、話がうまく行き過ぎる展開に違和感は感じましたが、
それでも話に引き込まれてしまうストーリーの面白さと、
経済の勉強にもなったので一応★5つにしました。
スケールアップした舞台と魅力 前作同様、M&Aー企業買収の舞台とした本格的な経済小説。
そして前作よりも、舞台はスケールアップ、登場人物はより魅力的に、なっています。
ディテールまで細かく描かれており、スケールも大きいので、
金融に詳しい読者やまさにプロにとってもエキサイティングに感じる小説
ですが、
全く金融や企業買収に興味がない人が読んでも、
鷲津という人間の懐の深さ、賢さ、そしてなにより熱い生き方に、
どっぷりはまることのできない、「文句なしに面白い」小説です。
「サムライとは、死ぬために生きるのではなく、
いつ死んでも後悔のないような生き方をする人間のことを言う」
サムライと呼べるような魅力的な人間が多数登場です。
読むたびに、死ぬまでに一度でいい、
バイアウトファンドで死ぬほど努力しながら仕事をしたくなります。
ドラマとは違うけど 上巻のみですが一気読みしました。人間関係はドラマとはちょっと違うので戸惑いもありますが面白くて読み出したら止められなくなっていました。小説の鷲津さんは一年間の放浪の旅から帰ってきて初めてアランの死を知らされます。このアランが成し遂げられなかったあるプロジェクトを引きついでゆくのですが。会社に対しての登場人物のそれぞれの思惑が交錯してただの経済小説とはちょっと違う感じになっています。下巻を読むのが楽しみです。
ハゲタカ1より金融色薄れるかな 上巻だけを読んだ限りでは、ハゲタカ1で魅了された企業M&Aの駆け引きが失われ、サスペンス調になっててちょっと残念。でも、鷲津や柴野などおなじみキャラがそれぞれ個性的に活躍して下巻も読みたくなった。
読んでいてつい力が入る 現実に素材を取り、数々起こった事件に一貫した一つの見方を提示している。
あえて言えば、ちょっと謀略史観的なところはあると思うが、それはそれでいいと思う。
ストーリーの精緻さだけを見れば、ハゲタカ2は多少前作に劣るところはあると思うが、それでも第一級の書物である。
上巻のターゲットは鈴紡、下巻は曙電機である。
本書(「ハゲタカ」を含めて)を読むと、日本の企業に対する見方が一変する。
ゾンビ企業とはよく言ったもので、不採算部門の整理ができず、人も切れず、何とか生きながらえるために、粉飾をする。
銀行も倒れると処理ができないので、死なない算段だけはしておく。
再投資が進まないから、イノベーションも進まず、生産性も改善されず閉塞感が漂う。
こういう事情を知らないで気の毒なのは、当の会社の従業員である。
一方、自浄作用が働かないで漂流していた日本企業に選択と集中を促し、資金を投入することで企業の持つ潜在的な能力を引き出し、リヴァイタライズさせるというハゲタカの役割の方がどうみても日本の成長という目で見ると合理的な主張であるように思え、その意味で鷲津の「日本を立て直す」ための行動には共感をせざるを得ない。
「ハゲタカ」に続き、聞き慣れない言葉があちこちに出てくる。
例えば、「FA(フィナンシャル・アドバイザー、アドバイスだけでなく、パートナー探し、資金調達、政治対応を行う)」、「LA(リーガル・アドバイザー)」、「CRO(ターンアラウンドの責任者)」、
「ベアハッグ(買収を仕掛ける会社の取締役会に、取得条件を示して回答を迫ること)」、「レブロン基準(経営者が会社を売り渡そうと決めたら、最も高い価格の売り先に売る義務がある)」、「デッドマン・トリガー(逆買収。別名パックマン・ディフェンス)」とか。
この辺をさりげに日常会話に忍び込ませれば、会話に知的な香りが漂うであろう。
本書で、わくわくする、あるいは考えさせられる印象的なシーンは3つある。
一つは、「チーム鷲津」の結成である。 プラザの報復によりホライズンを解任された鷲津の元に、ゴールドバーグを辞めたリン、 クーリッジを辞めたサム、ホライズンをやめた村上、前島など志を同じくする同志が結集する。
二つは、アランの父が鷲津に「サムライ」について語ったシーンである。
「サムライというのは死に場所を探すために生きることだと多くの人たちは勘違いしている。本当のサムライは、いつどこで死んでも悔いのないよう、どう生きるかを常に考えているのだ」と語る。
三つは、坂口安吾からの「新堕落論」からの引用で鷲津を表現するシーンである。
「堕落者は常にそこからはみ出して、ただ一人、曠野を歩いていくのである。悪徳はつまらぬものであるけれども、孤独という通路は、神に通じる道であり、善人なおもて往生をとぐ、いわんや悪人をや、とはこの道だ」
以上、何かと示唆に富む書物である。
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[ 単行本 ]
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それぞれの序奏―小説 巨大銀行誕生
・小宮 一慶
【実業之日本社】
発売日: 1996-03
参考価格: 1,427 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 300円~
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・小宮 一慶
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カスタマー平均評価: 0
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[ 文庫 ]
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小説 政界三国志〈第2巻〉反田中派の決起 (広済堂文庫)
・大下 英治
【廣済堂出版】
発売日: 1995-03
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 300円~
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・大下 英治
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カスタマー平均評価: 0
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