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SF・ホラー・ファンタジー

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暁斎妖怪百景 ブラッドマネー博士 (サンリオSF文庫) 白いぶらんこ 世界のかなたの森 (ウィリアム・モリス・コレクション) 季節(トキ)は止まらない―サヨナラの代わりに さすらいの「未復員」 時代小説五十人集〈下〉 果てしない夢の翼に乗って 最後にして最初の人類 エルフランドの王女
暁斎妖怪百景 ブラッドマネー博士 (サンリオ.. 白いぶらんこ 世界のかなたの森 (ウィリアム.. 季節(トキ)は止まらない―サヨ.. さすらいの「未復員」 時代小説五十人集〈下〉 果てしない夢の翼に乗って 最後にして最初の人類 エルフランドの王女


暁斎妖怪百景

[ 単行本 ]
暁斎妖怪百景

・京極 夏彦
【国書刊行会】
発売日: 1998-08
参考価格: 4,200 円(税込)
販売価格: 4,200 円(税込)
 Amazonポイント: 42 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,040円〜
暁斎妖怪百景 ※一部大型商品を除く
京極 夏彦
カスタマー平均評価:  5
hokusai かkyosaiか。との海外での評価ある画鬼です。
幼少時、歌川国芳に弟子入りし(月岡芳年もそうでしたが)後に狩野派に師事し、唯一無二の画風を手にした、自称、「画鬼」。 東京駅の建築デザインを担当した、ジョサイヤ・コンデルは彼の弟子となりました。 暁斎おそるべし。美人画、地獄画、幽霊画、能画、仏画、、独特の筆致。 ペーソス、ユーモアを滲ませながらも、その根底には仏教の心が流れ。 美人画なんぞは、全て観音様に見えてしまう、ワタクシです。 これは、暁斎のもっとも特異な分野、である、幽霊画集です。 他の画集では見られないものも、多数あり、嬉しい一品です。 ちなみに、K・クリムゾンの有名な「20世紀の精神異常者」のジャケ。 キョウサイの真似、、だと私的には思います。 六曜社から3冊セットで約20万円の画集がでてましたが、売り切れ状態のようです。 深みにはまる一冊です。 水木しげるファンなんかは、是非。
綺麗でかっこいいし、、
意外にも上質紙でした。(アートかコート系と思ってました)
和紙の質感とはいきませんが、案外ソフトな印象で見えてます。
綺麗でかっこいい。全然恐くないです。コミカルなものもあり。
子供に見せてもいい!
狸の〜もなかなかおもろいです。。生首がでてくるんですが、ホントに死体の様な迫力です。すごい。
一番恐ろしいのは暁斎の顔!
妖怪百景と聞くと恐ろしいものを想像してしまう。だけど、ここに描かれているものは、とてもユーモアがあってコミカルだ。鳥山石燕のように名前の付いた妖怪が一体ずつ描かれるのではなく、情景で描かれている。例えば、狸どもの馬鹿騒ぎ(鳥獣戯画の狸版?)、骸骨どもの宴会、烏天狗を負かす義経、そして百鬼夜行。奇抜な色使いに動きのある見せ方は、まるでフルカラーの漫画を見ているようだ。しかも面白い!!もちろん単体のやつもあるし、幽霊画などちゃんと恐ろしいものもある。どれをとっても、そのセンスは抜群にカッコイイ!妖怪画なのにカッコイイって表現があってるような気がする。冒頭で京極博士が語ってくれているし、巻末では(妖怪画)一つ一つ多田博士が説明してくれている。二人の偉大な妖怪博士が絶賛しているのだから、妖怪好きなそこのあなた!高い買い物ではないぞ。

ブラッドマネー博士 (サンリオSF文庫)

[ 文庫 ]
ブラッドマネー博士 (サンリオSF文庫)

・フィリップ・K ディック
【サンリオ】
発売日: 1987-05
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,030円〜
ブラッドマネー博士 (サンリオSF文庫)
フィリップ・K ディック
カスタマー平均評価:   0

白いぶらんこ

[ 単行本 ]
白いぶらんこ

・みさき ようこ
【近代文芸社】
発売日: 1995-10
参考価格: 816 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,000円〜
白いぶらんこ
みさき ようこ
カスタマー平均評価:   0

世界のかなたの森 (ウィリアム・モリス・コレクション)

[ 単行本 ]
世界のかなたの森 (ウィリアム・モリス・コレクション)

・ウィリアム・モリス
【晶文社】
発売日: 2003-07-11
参考価格: 2,730 円(税込)
販売価格: 2,730 円(税込)
 Amazonポイント: 27 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,000円〜
世界のかなたの森 (ウィリアム・モリス・コレクション) ※一部大型商品を除く
ウィリアム・モリス
カスタマー平均評価:  4
古いロマンスを読むことの至福
中篇といって良い短さでコンパクトにまとめられた本書は、中世の騎士道物語の冒険の要素、妖精物語の神秘的な要素がとりこまれ、とりわけ美しいファンタジーに仕上がっています。 登場人物の設定や、物語の細部のエピソードは、けっこう生々しく、おりおり凄惨な場面さえ語られますが、実際に読んだ感じはとても爽やか。 木々の密集した森の中の、むっとするような緑の匂い。小川の水の冷たさと美味しさ。地面をおおうばかりに咲き乱れるちいさな草花の色。読後に思い出すのは、なぜかそういった感覚ばかり。 これは神話や伝説にならった、モリスの簡潔な文体によるものだと思います。 微にいり細をうがった生々しい描写などひとつもない文体は、出来事や事件の合間あいまに読者を立ち止まらせ、読者自身の自由な想像を促します。 わたしたちはそうして立ち止まるたびに、モリス独特の、みずみずしい自然にあふれた物語世界の空気を、存分に味わうことができるのです。 現代の小説も良いけれど、古いロマンスを読むことも、また素晴らしい読書体験です。

季節(トキ)は止まらない―サヨナラの代わりに

[ 単行本 ]
季節(トキ)は止まらない―サヨナラの代わりに

・沢山 悦子
【日刊スポーツ出版社】
発売日: 1987-08
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,000円〜
季節(トキ)は止まらない―サヨナラの代わりに
沢山 悦子
カスタマー平均評価:   0

さすらいの「未復員」

[ − ]
さすらいの「未復員」

・吉永 春子
【筑摩書房】
発売日: 1987-07
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,000円〜
さすらいの「未復員」
吉永 春子
カスタマー平均評価:   0

時代小説五十人集〈下〉

[ 単行本 ]
時代小説五十人集〈下〉

・白石 一郎 ・宮部 みゆき ・佐藤 雅美 ・新宮 正春 ・小沢 章友
【新潮社】
発売日: 1995-12
参考価格: 2,447 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,000円〜
時代小説五十人集〈下〉
白石 一郎
宮部 みゆき
佐藤 雅美
新宮 正春
小沢 章友
カスタマー平均評価:  5
時代小説のお楽しみ袋
池波正太郎や藤沢修平、司馬遼太郎などのいわゆる「読ませる」作家の
クオリティの高さに慣れてしまうと、おもしろい時代小説を読みたい
なぁ…と思って新規の作家を開拓してガッカリしてしまうことも
しばしば。私はこの本を夜眠る前にチビチビと読み(短編集だから
うってつけです)自分とウマの合う作家を見つけてうれしくなりました。<P>父の日には間に合わなかったけれど、秋の誕生日に向けて
購入しておき、プレゼントするつもりです。

果てしない夢の翼に乗って

[ 単行本 ]
果てしない夢の翼に乗って

・水郷 星河
【鳥影社】
発売日: 1997-03
参考価格: 1,470 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 2,000円〜
果てしない夢の翼に乗って
水郷 星河
カスタマー平均評価:   0

最後にして最初の人類

[ 単行本 ]
最後にして最初の人類

・オラフ ステープルドン
【国書刊行会】
発売日: 2004-02
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
 Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,000円〜
最後にして最初の人類 ※一部大型商品を除く
オラフ ステープルドン
Olaf Stapledon
カスタマー平均評価:  4
気も遠くなる想像力でつづられる人類への希望
20億年のタイム・スケールだけでも驚異的だが、 滅亡を目前にしてなお新天地を探す<第十八期人類>が <第一期人類>(つまり我々)から<第十八期人類>に至る人類の進化史を語るという 人間離れした構想、それを実現した作者の筆力はいくら讃辞を並べても足りない。 世界文学の歴史に出現した巨大な宇宙。それが本作『最後にして最初の人類』だ。 作者オラフ・ステープルドンは当然、本作品で言う<第一期人類>にあたる。 そのため、<第十八期人類>に設定されたはずの語り部は <第十八期人類>の思考形態や視点を持つことはできず、事実上は<第一期人類>として物語る。 これはこの作品の致命的な限界だと思う。 <第十八期人類>の精神活動を詳しく描いたくだりが難解なのは恐らく、 <第一期人類>(つまり作者)が<第十八期人類>になりすまそうとした無理がたたったためだろう。 だが人類に対して希望を捨てない姿勢を謳いあげた本作は そんな<第一期人類>の限界を含めて人類そのものを肯定しようとしている。 <第十八期人類>の最後に生まれた若者の言葉 「人間であったとは、なんとすばらしいことでしょう」に端的に表されているように。 人類の進化を取り上げた作品としては他にアーサー・C・クラーク『幼年期の終わり』 グレッグ・ベア『ブラッド・ミュージック』が名高いが、 これらと違い本作品では人類が他の存在の助けを借りずに単独で進化を遂げている。 作者は人類の潜在的な可能性をそれだけ高く評価していたのかも知れない。 訳者の浜口稔氏によるあとがきも面白い。 なお本作品の緊張感に強引についていくためには、できるだけ一気に読む方がいいだろう。
薄っぺらな人類史
まるで筒井康隆の劣悪版コピーを読んでいるかのような苦痛に捕らわれながら読んだ本書。

「最初」(第一期)の人類から「最後」(第十八期)の人類までの長い歴史を語った書なのだが、それぞれの「人類」の「在り方」があまりに薄っぺらい。盛衰を繰り返す人類の、あまりに退屈な歴史を読み続けるには相当の忍耐を必要とする。

あるいは第十七期までの人類については、意図的に薄っぺらな存在とすることで、「最後」の人類の素晴らしさを示すものかとも考えた。そうとでも考えなければ本書を読み続ける気力が沸いてこなかった。しかしながら本書は同じトーンに終始し、結局の所、各人類の薄っぺらさは著者の限界によるものと結論した。

読了後、「なぜ、このような本が現在出てこなければならないのか?」と思いつつ解説に目を通した。浅学な私は知らなかったのだが、本書は1930年に、四十四歳の著者により書かれた作品。つまり描かれる人類史があまりに薄っぺらく見えるのは時代的制約であったわけだ。

それを知って読むならば、本書に「歴史的価値」を見いだすことは可能だろう。しかし冒頭に記した筒井康隆の作品や、売れに売れた『リスク』のように、同一テーマでより優れた作品がある現在、本書を「作品」として楽しむ余地はないように思える。
史上最大空前絶後の人類20億年の未来史が遂に日本語に!!
浜口氏がかの言語に絶するSF大作『スターメイカー』を訳してから十余年経つが、最近同書が復刊の運びとなった。これに併せて、世界観を同じくし、ステープルドンの処女小説である本書が、初版から74年も経ってからようやっと完全な形で日本に紹介されることとなった。クラーク、ベア、バクスター、ボルヘス、その他無数の大家達が絶賛し、オールディスが『十億年の宴』でウェルズと肩を並べさせた孤高の巨人のこの記念碑的大傑作が日本語で読める様になったのは実に喜ばしい限りで、二冊併せて、他の誰の追随をも許さない遙かな想像力の高みを読者は経験することになる。本書の魅力をひとつひとつ挙げてみても埒があかない。とにかくこれを読まずして何がSFか!

訳文は手堅い感じで読み易い。これは内容自体の密度が元々かなり濃いので非常に有り難い。訳者あとがきにはステープルドンの生涯や作品、その作風等が20頁以上に亘って詳細に解説されており、恐らくこれが現在日本で唯一読める纏まった彼の紹介となるだろう。本書と『スターメイカー』によって、この今は忘れられた大作家とその偉業が日本の読書界に広く知られることを切に願う。
人類の未来20億年の変容
よくもまあ、こんな作品が眠っていたものです。30年にイギリスで書かれ、74年を経て日本語訳が出るとは…。巻末には訳者による作者紹介も充実しており、私のようにこの作者を知らない人にも親切な内容です。

本作は未来人“最後の人類”のモノローグの形式をとり、20億年におよぶ人類の歴史が淡々と語られるとんでもない作品。

太陽系に知的生命体が2種もいるのは現在の目から見ると少々楽観的ですが、それでもそれぞれヒューマノイドではなく独自の生命形態を持っているところはさすが。

400ページもあるのに会話がほとんどないのも凄い。こういうこともあって、どうみてもフィクションなのに、一瞬ノンフィクションじゃないか、という最良のSFやメタミステリを読んでいて陥るような錯覚に浸ることができました。

ふつう未来史というと、ヒトそのものは変化せず、その周囲を変えていくのですが、本作が他の作品と違うのは、人類の変化そのものを追って行くこと。確かに火星人との戦争や地球外への移住なども描かれていますが、18期にもおよぶ人類の種としての変容・環境の変化と、それによる人類の動向の派生を描くことがあくまでもメインになっています。その意味でも、本書の厳密な意味での邦訳(直訳)は『最後(第18期)の人類と第1期人類』でしょう。敢えて響きの良いタイトルにしたのかもしれませんが、『最後にして最初の〜』では日本語としても意味がおかしいでしょう。

アーサー・C・クラークやスィーヴン・バクスターに多大な影響を与えたことは間違いありません。この二人が好きな人なら楽しめること請け合いです。
SFファンなら読むべき、特にスケールの大きな話が好きな人なら必読の名作です。
史上最大の未来史の夢想
愛の哲学者ステープルドンが世に問うた初のフィクション作品であり、SF/文明史観史上に於ける輝かしい記念碑的作品です。

 古来、人類の未来史を夢想した者は数あれど、これはそれらの中でも間違いなく最大級の作品です。未来の人類の姿と云うと、大抵の作家の場合、今日ある人類のイメージを未来世界の中に放り込んで描くパターンが殆どなのですが、ステープルドンの場合、人類はその長い生存の歴史の中で、肉体的、生物学的、心理的にも大きく変容を遂げて行きます。云うなれば、「人類」と云う概念によって意味されるものそのものが違ってくるのです。 
 これに似た試みとしては、例えば中後期のウェルズの幾つかの作品や、ステイブルフォードらの『2000年から3000年まで』がありますが、細部さの詳細に於ては彼等の方が上だとしても、スケールの大きさで云えばステープルドンに敵う者はいません。何せ(1930年代頃から始まって)人類20億年の歴史ですから、ハナからケタが違います。

 1頁1頁丹念に進められてゆく奔放な未来社会の変遷の描写は、それだけで優にそれぞれ一冊の書物が書ける位の様々なアイディアに満ち満ちており、単にテクノロジーに於ける予想やストーリーテリングに頼った他の作家達の作品とは明らかに一線を画しています。
 それだけに、この本に対する書評も大変なものです。ボルヘス、クラーク、バクスター等々、それぞれがイマジネーションの塊みたいな人達が、口を揃えて絶賛しているのですが、当然の讃辞だと思います。

 本書の邦訳はこれまで『世界SF全集31』所収の金星人類の一章があるのみ。これ程の書物が今迄きちんと訳されてこなかったこと自体が驚きです。いい出版社さえ見付かれば私が自分で翻訳して日本に紹介したい位です。


エルフランドの王女

[ 単行本 ]
エルフランドの王女

・ロード ダンセイニ
【沖積舎】
発売日: 1991-10
参考価格: 2,940 円(税込)
販売価格: 2,940 円(税込)
 Amazonポイント: 29 pt
( 在庫あり。 )
中古価格: 2,000円〜
エルフランドの王女 ※一部大型商品を除く
ロード ダンセイニ
Lord Dunsany
カスタマー平均評価:  4.5
美しいファンタジー
ダンセイニの作品の中ではこれが一番ファンタジーらしいファンタジーですね。 さすがに初期から中期の作品らしく詩的な美しい文章表現が綺麗です。 人々の、自分達の今いる世界の良さもひとたびエルフランドに心を向ければ色褪せてしまうから関心を寄せない、という複雑な羨望と畏れが実によく伝わってきました。 また、魔を望んだ村の人たちが、現実に魔が到来したら困惑して恐れるという自分勝手な面のあらわれも効果的でしたね。 最終的に村はエルフランドに飲み込まれ、有名になるどころか現実世界からどんどん忘れられていくという結果になってしまうのもナイス。 個人的には、時の流れが殆どないエルフランドに飲み込まれた村で永遠を過ごすというのは結構理想的な結末ともいえますが。 あと、トロールの存在はユーモラスでよかったです。
美しき黄昏の国と人間の身勝手さ
ダンセイニの名前は知っていましたが、彼の作品はこれが初めてでした。
でもとてもすばらしい作品なので良かったです。まさにダンセイニの
最高傑作だと思います。雷でできた剣、黄昏の国境い、永遠の中にまどろむ
エルフランド、青色に輝く宮殿、リラゼルの嘆きに反応して震える
エルフランドの空気・・・人間の世界に住むアルヴェリックと

エルフランドに住むリラゼルとのギャップ・・・
まさに幻想の異世界へ誘ってくれる見事な物語です。
ユニコーンがエルフランドでは尊大で嫌われているという設定も面白いです。それに、トロールのルルルの存在もとてもユーモラスです。
また訳文が実に流麗で美しいです。この物語世界の中の数々の秀逸な描写を

その華麗で豊潤な訳でさらに増幅してくれていると思います。
それからこの作品のテーマの中には物質と精神というものも含まれている
気がしました。

またアールの評定衆の人々の、
最初は魔法がアールに訪れるのを
強く望んでおきながら、いざ数々の魔法がアールを訪れるように
なると、その事に困惑し、ついにはそれらの魔法を疎ましく思うようになる

彼らの(人間の)身勝手さというようなものも強く感じました。
落雷をキャベツの横に埋める
値段がちょっと高いうえに配送に時間がかかるので、買うまでにかなり迷いました。ダンセイニの多くは絶版、『魔法使いの弟子』の他に、現在入手できる訳本といえばこれしか見当たりません。

今は、これが自分の物になったことに非常に満足しています。

落雷をキャベツの横に埋めるというモチーフまた野原やエルフランドの境界や城の描写の美しさ。文章のためだけにも充分、価値があると思いますが、ストーリーがまたすばらしいです。ネタばれになるのでこれ以上は書けませんが、哀愁と楽観を私は受け取りました。

そして、もう一つ。塩漬け肉(これを燻製にするとハムになる)だの、食べ物もいろいろ出てきます……リスを喰うんかイングランド人。というのが一番強烈に残りました。
この世の果てのラブストーリー
ダンセイニの長編の中でも、
最高傑作の呼び声高い本書は、訳者の美しい翻訳にも
恵まれ、すばらしい出来となっている。

初期以来の作家自身の揺れ動く感受性の問題追及という
側面からみた場合、それは、<汎神論的気質>と<一神教的視点>の融合が、
本作品では果たされている。

中期以降の「ホラ話」への移行は、日常空間における<夢想>の溶解という
作家の問題意識の変更を窺わせる。

そうした転機にもなったダンセイニ初期の終わりをつげる傑作長編が本書である。
リラゼルの瞳は青かった
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 更新日 2009年7月11日(土)  ※ 表示価格は更新時のものです!      メール      相互リンク