|
[ 単行本 ]
|
虚無回廊〈2〉
・小松 左京
【徳間書店】
発売日: 1987-11
参考価格: 1,050 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1円〜
|
・小松 左京
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 単行本 ]
|
狂騒曲 1985~1990
・久間 十義
【角川書店】
発売日: 1997-08
参考価格: 1,890 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1円〜
|
・久間 十義
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 文庫 ]
|
百億円投機 (集英社文庫)
・清水 一行
【集英社】
発売日: 2000-07
参考価格: 560 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1円〜
|
・清水 一行
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 文庫 ]
|
遊興費 (徳間文庫)
・清水 一行
【徳間書店】
発売日: 2002-03
参考価格: 580 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1円〜
|
・清水 一行
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 新書 ]
|
ヴァンパイヤー戦争(ウォーズ)〈7〉蛮族トゥトゥインガの逆襲 (カドカワノベルズ)
・笠井 潔
【角川書店】
発売日: 1987-10
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1円〜
|
・笠井 潔
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 単行本 ]
|
おれたちが会社を変える!―企業再生への熱き戦い
・本田 有明
【日本経済新聞社】
発売日: 2002-09
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1円〜
|
・本田 有明
|
カスタマー平均評価: 0
|
|
[ 文庫 ]
|
デフォルト―債務不履行 (角川文庫)
・相場 英雄
【角川書店】
発売日: 2007-11
参考価格: 660 円(税込)
販売価格: 660 円(税込)
( 在庫あり。 )
中古価格: 1円〜
|
・相場 英雄
|
カスタマー平均評価: 3.5
かなりハードボイルド 経済小説とハードボイルドなサスペンスとの合体版という感じの本ですが、ストーリー的にテンポも速く引き込まれてしまいます。日銀内部の状況が克明に記されており興味深かったです。この小説がフィクションでなければ、いとも簡単に日本やアメリカの金融操作が可能という事になってしまうので、ちょっと出来すぎた展開ではありますが、単なる経済小説ではつまらないという人には面白い本たど思います。
もう少し爽快感があっても良かったかも 本著は、友人の弔い合戦として日銀や財務省相手にデフォルトを仕掛けるという内容で、
その壮大なスケールにわくわくしました。
ただ途中、沢田さんは単純に他の会社に転職すればよかったんじゃないかとか、
最後のオチでコンピュータクラッキングが都合のいい魔法のように使われているのが気になりました(あんなことはできません)。
またせっかく得たお金を寄付しちゃうのは中途半端な偽善かも。全額沢田さん親子にあげるとか。
どうせフィクションなのでルパン三世のような爽快感があればと思いました。
経済小説? 経済小説というくくりではもったいないかもしれないです。
読み終わるまで落ち着きません。
Key Words:
ストーリーテリング、ロック、バーボン、スピーディ、日銀、記者クラブ、復讐、債務不履行 ← タイトルそのまま
|
|
[ 単行本 ]
|
小説 会計監査
・細野 康弘
【東洋経済新報社】
発売日: 2007-12
参考価格: 1,680 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1円〜
|
・細野 康弘
|
カスタマー平均評価: 3.5
事実の奥行きと広がりは小説に仮託するしかないのかも ついこの間の大事である。政治経済構造と様々な組織・人物に絡むことは、フィクションに仮託して描くことしかできないのだろうな....そんな複雑な思いにとらわれた。事実は小説より奇なりというが、現実の出来事はもっとどろどろした醜態を呈していたのではないか。この小説に登場する組織・人物から現存する/現存した組織・人物を同定し、対比させて読み込んで行くと、「マスコミの通念」には現れない世の中のからくり、指導者と目される人々の行動がそら恐ろしく思えてきた。たとえ、小説として描かれたものだとしても。また、一方で、マスコミ情報を媒介にし、表層の限られた情報で諸事象を見ていた自分の存在に頭を殴られた思いである。自ら考え直すためにも、同時代時事小説として、今読む意味を感じさせる一冊だ。
小説か、ノンフィクションかはっきりさせてほしい 一言で言えば、「真実と虚構の線引きがあいまいすぎて危険」ということに尽きる作品です。「小説」というならば完全に虚構に徹してもらいたいところですが、「中央青山監査法人」が「セントラル」となったり、「トーマス」とか(セントラル合併前の)「赤坂監査法人」というのが出てきたり。事件名にしても「ムトーボウ」や「ドッグ」「月光証券」とあまりにも現実のものを想起させるもので、否応無しに現実の話のような錯覚に引き込まれます。
とはいえ、内容はきわめて小説的です。米国の言いなりになり、企業をつぶしたり外資に売り渡したりすることだけを目的にしているかのような総理大臣と金融担当相。監査法人を私物化しようとする旧赤坂監査法人。何も知らないのにセントラル(つまり中央青山)叩きに走る無学なマスコミ。あまりにステレオタイプで平坦な内容に辟易します。
ただ、これらの見解は一線で活躍された会計士の見解の一つでもあることは確かで、注意深く真実を選り分けて読めば非常に有益でしょう。私も、旧中央監査法人をここまで擁護する見解がありうることに驚きましたし、繰り返し出てくる「役立ち」という観点が新鮮でした。(もちろんご本人も認める通り、既に古い時代のものではあるでしょうが)
ここまで主張されるのなら、ぜひとも小説としてではなく、事実だけをもとに論じていただきたかったです。このままでは虚構を切り捨てる手間がかかるだけでなく、間違った材料で判断をさせられるリスクがあります。これこそ、「虚偽記載」ではありますまいか。
旧中央監査法人への鎮魂歌 4章の短編から構成される小説。カネボウ粉飾事件、UFJ銀行と東京三菱銀行の合併、日本郵政の監査、
日興コーディアル粉飾事件といったいずれも紙面を飾った事件を題材にしており、文章も平易であるためすぐに読むことができる。
小説としてはボリュームや深さに欠け物足りないが、内容は面白い。
日本の経済事件を題材としているが、関係者の取材を行ったり事実関係を確認したものではなく、
旧中央監査法人の幹部であった著者の観点から私見でつづられたフィクションである。
内容は面白いが、旧中央監査法人の幹部であった個人の視点に基づいており、描写の物足りなさ、稚拙さは否めない。
「ヒルズ黙示録」のように、ジャーナリストが取材して小説を書いていたらもっと面白くなったのではと残念に思う。
この本は、事件の裏側にはこのようなことがあったかもしれないのか。。。と思って読むと面白いが、
首相、金融庁、大臣などの関係者を悪者として描いており、著者の偏見、主観が入りすぎている点を割引いてもどこまで本当かは疑問が残る。
通勤時の読書にはちょっと 実話がベースになっている点は面白いが、小説としては非常に読みにくい。
☆登場人物が多すぎて分かりにくい。会計士だけで何人も出てきたが、その人物が登場する必要性はあったのか。
☆注が多い。1つの脚注に4ページも割いているものもあるが、小さい文字で4ページも続くような注はあまり読む気にならない。
以上の2点の観点から、通勤時に読む本としてはあまりオススメできません。
悲しい日本の監査史 リスク・アプローチを肯定する公認会計士としては、溜息が出る悲しい物語である。
リスク・アプローチに否定的見解を持つ著者の考えは、旧中央の支配的な意見なのであろうと感じていただけに、そのことを再認識できたことは逆に悲しい。
著者と同年代の代表社員から、欧米の監査と異なって、日本の監査は木目が細かく優れているとの話を20年前に聞いたときのことも思い出ししてしまった。
やはり、日本の監査制度の制定に深く関わった監査法人であることから来るプライドと欧米の制度に対するコンプレックスを大きく感じざるを得ない。
この小説に登場する事件では、対立する当事者が互いの意見の本質を理解できない。
国内派会計士は、欧米の会計・監査制度から学ぼうとする意識が欠如し、外資系会計士は、日本の監査制度発展に貢献しようとする意識が欠如している。
さらに、役所は、会計監査制度を理解しないまま金融機関に対する監督・検査方針を暴走させている。これらのことが悲劇を大きくしている。
互いの意見の本質を理解しあっていれば、事件の結末は違ったものになっていただろう。
国家間の紛争がおきる原因は、相手側の戦略・状況を理解できないことにあるとする考え方があるが、公認会計士制度の世界でも同じことが言えると思った。
この小説は、悲しい日本の監査史として記録する価値は高い。
しかし、著者の偏見が入っているため、この小説から監査制度を正しく理解することも、また、難しいのではないか。
書かれているストーリー自体は、ほぼ事実に近いものである以上、この小説に対して、公認会計士、財界、官庁、学者等を交えた議論が盛り上がることによって、
良い意味での監査制度の発展につながってほしいものである。
|
|
[ 文庫 ]
|
時間蝕 (ハヤカワ文庫JA)
・神林 長平
【早川書房】
発売日: 1987-09
参考価格: 489 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1円〜
|
・神林 長平
|
カスタマー平均評価: 4
奇妙な鮮烈さ 「渇眠」、「酸性雨」、「兎の夢」、「ここにいるよ」の4篇が収められている。
「酸性雨」は83年の作品。未来都市で起こる連続殺人を刑事たちが追っていくというもの。昔から今まで変わらぬ芸風なのだな。
そういう意味では、神林作品を読み慣れた人が戻っていくと、清新な印象を持つかも知れない。
そのほかの3篇も初期短篇。
「渇眠」、「兎の夢」、「ここにいるよ」は、のちに『鏡像の敵』(早川書房,2005年)にも収められている。
どの作品もすばらしい 私は先に「鏡像の敵」を読んでしまっていたので
読んだ作品は未収録分の「酸性雨」のみです。
時間を越える犯罪者と刑事との駆け引きがある「渇眠」等
どの作品もありえないはずなのに臨場感のある
作品です。
その中でベストなのは「ここにいるよ」と「酸性雨」
前者のほうはある少年の前世にまつわる話、
そしてラストが何とも神秘的な作品です。
どちらかというとこの作品はファンタジーよりかもしれないです。
「酸性雨」は
昔に書かれているはずなのに
機械文明の盲点を見事についています。
いずれ私たちもこうなってしまうのでは、と
不安をもたらす作品でもあります。
どの作品も完成度の高い作品だと思います。
|
|
[ 新書 ]
|
魔界水滸伝〈13〉 (カドカワノベルズ)
・栗本 薫
【角川書店】
発売日: 1987-10
参考価格: 714 円(税込)
販売価格: 品切れ中
中古価格: 1円〜
|
・栗本 薫
|
カスタマー平均評価: 0
|
|