それなのにこの評価はそうです!!下巻に入ると時間の進みかた、隠密裏の会合。推理小説のようにどきどきとしてきます。実際の政治もまさにこれ以上のものなのでしょうか?想像を膨らましてしまいました。
総理大臣のモデルともいうべき存在細川前総理。今は何をしてらっしゃるのでしょうか?インターネットで調べました。もう政治もお辞めになられていたのですね。知りませんでした。陶芸家になられたそうです。 文句なしの評価です政治はけっして得意の分野ではない私が、書評などにつられて読み始めた1冊です。
上巻3分の2位までは、やはり難しかったなーと後悔してました。上巻を読破するのに1週間以上もかかってしまいました。がしかし、衆参両議院や、連立内閣との葛藤、後半に入ってからはページがどんどん進むくらいに読み応えがあります。ある党の内部抗争には目を見張るものがあります。
けっして政治が得意でない方にも読み応えがあるのではないでしょうか。いわゆる高級官僚と呼ばれている方たちも、テレビなどでは金銭面のことが多く報道されており、なんだか一般の市民は馬鹿にされているようにとらえてしまいがちですが(そういう人もいるのでしょうが)、寝る間もおしんで総理を支える姿には脱帽ものです。
読み終えた後、つい細川元総理の動向をインターネットで検索をしてしまいました。